江戸東京博物館で2013年10月29日〜12月8日まで開催されている企画展「幕末の江戸城大奥」の展覧会レビュー
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江戸東京博物館「企画展 幕末の江戸城大奥」展覧会レビュー

幕末の江戸城大奥のパンフレットの画像

 江戸東京博物館で10月29日(火)から開催されている企画展「幕末の江戸城大奥」のプレス・プレビューへと行って来た。

 常設展へ入場すれば(一般:600円)それだけで見ることができる展示ながら(追加料金は必要ありません)、なかなか充実していて楽しめる内容だった。

 大奥という題材だけに、私のように時代劇をわりと好み、普通に浮世絵などの江戸文化が好きだったりする者にとっては、なかなか興味深く見ることができる企画展である。

 展示構成は以下の通り。実際に観覧するとかなりわかりやすい組み立てになっている。

 プロローグ
 第1章 将軍と大奥
 第2章 さまざまな風儀
 第3章 江戸城大奥と留守居
 エピローグ

 まぁ、細かい内容説明は意味がないのでしないが、観覧する上で事前に分かっていた方がよさそうな点だけ簡単に書き留めておくことにしたい。

 【プロローグ】
  「徳川宗家系図(とくがわそうけけいず)」「江戸城奥向長局絵図(えどじょうおくむきながつぼねえず)」「江戸城御表御座敷絵図(えどじょうおんおもておざしきえず)」などの貴重な資料が要チェックである。系図では、徳川一族の繁栄を、そして二つの平面図からは、江戸城が広大な素晴らしい御殿であったことを感じることができる。

【第1章】
  将軍の御台所(みだいどころ、正室のこと)であった天璋院(てんしょういん、篤姫のこと)など大奥で暮らした数名の女性に焦点を絞り、そのゆかりの品を展示している。

【第2章】
 宮家や公家、武家など様々な身分を出自としていた御台所たちの多彩な風儀(ならわし、習慣)に迫っている。

【第3章】
 大奥の運営に携わっていた男の役人たち「留守居(るすい)」に焦点を合わせ、大奥運営の仕組みを紹介している。

【エピローグ】
 江戸城開城前後の大奥の働きを解説。

という内容だが、展覧会はただ漫然と観て回ってもつまらない。ここはぜひ、様々な人びとが集団で暮らしていた大奥というものを自分なりに解釈して、想像力を働かせながら楽しんでもらいたいものである。

 きっと人間関係、めちゃくちゃ複雑だったんだろうなぁ……。

企画展 幕末の江戸城大奥
江戸東京博物館・常設展示室5階 第2企画展示室
期  間:2013年10月29日(火)〜12月8日(日)
開館時間:9:30〜17:30 土曜日は19:30まで(入館は閉館の30分前まで)
休館日 :月曜日(ただし11月4日は開館、翌5日が休館)
※常設展観覧料で見ることができます。

詳しくは江戸東京博物館公式サイトをご覧ください。

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