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 理由はともかく、なぜか惹きつけられてしまう。誰でもそんな絵をひとつやふたつ思い浮かべることができるのではないでしょうか。たった一度、どこかの展覧会で見ただけなのに、いつまでもその印象が心のどこかに残っている。そのような不思議な魅力を持つのが、いわゆる名画なのだと思います。

 気に入った作品が現役の画家のものであれば、手に入れるチャンスもありますが、ダ・ヴィンチやミレー、ゴッホ、ルノワールなど、世界の名だたる巨匠の原画を手に入れることはどう考えても不可能です。

 わかってはいるけれど、でもなぜか気になる。
 できれば自宅のリビングにゴッホの〈ひまわり〉を飾ってみたい・・・。
 きっと、そんなことを考える人が多かったために複製画は生まれたのだと思います。

 複製画は、どんなによくできていても購入時より価値が上がることはありませんから、買って大切にしまっておくという人はいません。まかり間違って私が、10年後には価値が数十倍になっているかも、という原画を買ったとしたら、おそらく持って生まれた貧乏性という正体が顔を出し、せっかくの絵を飾らずに押し入れの奥へと大切にしまい込んでしまうに違いありません。
 その点複製画なら安心です。飾らなければ意味がないのですから・・・。

 そう考えると複製画というのは、純粋に絵が好きな人が買い求めるものなのかもしれません。

 原画や版画などと比べると安価で取り扱いも簡単ですから、いろいろな楽しみ方ができるのも複製画の特徴です。参考までにいくつかをご紹介しますので、複製画を使っていろいろな楽しみ方にチャレンジしていただければと思います。

 どんなに気に入っている部屋でも、ときどき雰囲気を変えてみたくなることがあります。そのたびに家具の配置を変更したり、壁紙を取り替えたりするのはたいへんです。

 そんなときに役立つのが「気軽に楽しむアート」複製画です。絵を上手に使えば、部屋の雰囲気を自由に演出することができます。

 試しに同じ部屋に4枚の違う絵を飾ってみましょう。
 まず最初に、モネの〈ひなげし〉。

 明るい部屋と絵のイメージが調和してなかなかいい感じです。ひなげしは春の花なので、この作品は3月〜5月頃飾りたいものです。
 続いてゴッホの〈ひまわり〉。

 この絵もなかなかいい感じです。春の終わりから夏にかけてなら季節的にぴったりですし、あえて寒い冬に飾っても暖かい感じがしていいかもしれません。
 寒い季節に「暖かい色彩の絵を」ということなら、こんな絵もお勧めです。

 美しい色彩の絵を数多く残したフォビズムの画家デュフィの〈30歳、またはばら色の人生〉です。鮮やかな赤から、なんとなく暖かみを感じます。
 ここまでに、春・夏・冬向きの絵は登場しましたが、秋に適した絵にはどんなものがあるでしょうか。
 もっとも代表的なものをあげるとすれば、ミレーの名画〈落穂拾い〉でしょうか。

 おや、なんだか少し違和感が・・・。ミレーの〈落穂拾い〉が名画であることは疑いようもありませんが、私の感覚では〈落穂拾い〉は、この部屋との相性があまり良くないようです。
 でもご安心を。〈落穂拾い〉は、落ち着いた雰囲気の部屋なら、どんな部屋にでも合う作品です。

 季節によって飾る絵を替えてもいいし、部屋によって替えても、部屋の中の飾る場所を替えたり、複数の絵を組み合わせたり・・・。

 複製画は、このように気軽に楽しむアートです。より楽しむためには複数枚の絵が必要になりますが、その点もひと工夫すれば大丈夫。
 本当に好きで大切にしたい作品のみ、しっかりした複製画(当サイトで販売している「プリハード」など)を購入し、それ以外の(気になる程度の)作品は、数千円で購入できるポスターを額装すれば十分です。

 地味な商品なのであまり知られていませんが、実は名画の複製画は、長年売れ続けているロングセラー商品です。当サイトで販売している「プリハード世界の名画」も、30年以上の実績を誇る複製画のトップブランドです。

 でも、実際に「プリハード世界の名画」をお買い求めいただいた方が、どのように絵を楽しんでいただいているかは、ちょっと気になるところです。いくつか使用例ということで、お客様にお願いしていただいた写真がありますので少しだけご紹介します。

個人宅:寝室
個人宅:リビング
個人宅:玄関
個人宅:リビング
個人宅:リビング
個人宅:廊下
事務所:応接室
学校:図書室
レストラン:ホール

 いかがですか?
 なんとなく絵を飾る楽しさが伝わったでしょうか?

 しつこいようですが、複製画は「楽しむアート」です。自分で楽しむ分には何も制約はありません。好きな画家の好きな作品を、好きな所に好きなように飾るのが複製画を楽しむ秘訣です。

 でも、どうせならお客様の目も楽しませたいものです。季節や気分によって飾る絵を替えるだけでなく、訪れるお客様や予想される話題によっても絵を替えてみましょう。

 絵を飾るというのもひとつの自己表現です。世界の名画を使って自己表現するというのは、意外と楽しいものです。
 その意図に気がついたお客様は、きっと訪問するたびに何の絵が飾ってあるのかを楽しみにしてくれると思います。

 私の知人には、家族に「自分は機嫌が悪いぞ」ということを知らせるのに絵を使うという方もいます。
 まあ、これはあまりお勧めしませんけどね。